黒い洋服を着て、劇場へ!!


『黒い洋服を着きて劇場に来る。ただそれだけ、それだけです。』
今回の『ジュリアス・シーザー』に登場してくる人物は全て黒い衣装を纏って現れます。
民衆に訴えるシーンや軍勢を引きてくるシーン、それぞれですが、お客様も黒いお洋服を着て、いつものように座って観劇いただくだけで、自分含めた一人ひとりが『ローマ市民』となって物語に参加しているような感覚になるはず。
もちろん、黒以外の服装でご観劇いただいても構いません。本当に自由です。
でもちょっとの遊び心を持って劇場へお越し頂けたら、いつもとは少し違った観劇体験ができるかも。
(でも、本当に服装は自由です!違う色の服を着てくることにプレッシャーなど感じないでください!上半身、下半身どちらか黒でも構いません。紺でも構いません。なんとなく他の色が混ざった黒ベースでも構いません。全身真っ赤でも構いません。)
以下のようなことは一切致しませんのでご安心ください。
・台詞をしゃべってもらう行為。
・特定の方にリアクションを求める行為。
・何かしないといけないような煽り。
本当に一切ございません。いつもの観劇の通りです。ただただ黒いお洋服を着ていただくだけです。
本当にただそれだで、観劇しながらにして自分もその物語の登場人物になったような感覚になれると思います。もしくは、対峙するお客様と交戦相手になるような気持ちになるかもしれません。
ブルータスとアントニー。
それぞれが市民に自分たちの考えを訴える際、皆様は自然とローマ市民になり、ちょっとしたイマーシブシアターのような感覚で物語に入れるはず。
もし、そんな遊びに参加して見たいという方は、ドレスコードな気持ち(あくまで気持ちで、全然私服で可)でぜひ黒いお洋服でお越しください。
距離をとりながらの観劇が良いなという方は、いつも通りお気に入りのお洋服でワクワクした気持ちで劇場にお越しいただければ幸いです。